「想像通りに素晴らしいチームだった」
試合開始前のフォトセッションのタイミングで降り始めた大粒の雨、またタイのファンが醸し出す独特な雰囲気の中で行なわれた、タイ王国代表との一戦に、日本代表はゴールが遠いもどかしさにもがきながら勝利した。
試合後、最終予選初勝利を飾った日本代表選手からコメントを取ろうと、躍起になる日本メディアで盛り上がるミックゾーンの傍ら、私はひとりタイ王国代表を待っていた。直に身体をぶつけ合った人間から日本代表をどう感じたのか話を聞かせてほしかったからである。
(取材/文 : 佐々木裕介)
――◆――◆――
――日本代表と戦ってみて、率直な感想を聞かせてください。
シャリル・ヤニス・シャプイス(7番/スパンブリー所属/先発出場・77分間プレー)
「強かったね(苦笑)。想像通りに素晴らしいチームだったよ。私たちとは明らかに違っていた。特に前半は日本がほとんどの時間で試合を支配していたしね。私たちももっと頑張らないと。難しい試合は続くけど頑張るよ」
シンタウィーチャイ・ハタイラッタナグン(20番/スパンブリー所属/ベンチ入りしたが出場なし)
「日本代表は本当に素晴らしかったです。すべてにおいて我々との違いを見せていました。我々も全力で戦いましたが、力及ばなかったです。我々は現状に満足せず、よりたくさんの経験を積んでアジアのトップレベルへ成長出来るように頑張り続けるだけです」
グルークリット・タウィーガーン(4番/チョンブリーFC所属/先発出場・84分間プレー)
「日本代表は強かった。おめでとうございます。あぁ~私は英語が苦手です。シャプイス助けてくれよ!(最後は日本語で)ありがとうございます!」
またスタジアムで観戦していたタイのサッカー関係者からも、試合の感想のほか、日本代表の印象について話を聞くことが出来た。
ジョー・パティット氏(タイ王国サッカー協会 デピュティーゼネラルセクレタリー兼国際部部長)
――今日の試合を観戦されての感想を聞かせていただけますか?
「試合開始直前から降り出した雨が、両チームの良さを半減させてしまったことは非常に残念だった。」
――試合を通じて日本代表の強さはどの辺りに感じましたか?
「前線からのプレッシングはタイを苦しめ、多彩な戦術から創り出された多くのチャンスは圧巻だった。タイ王国代表はこの試合から多くを学ばなければならない。」
――この試合でのMVPを上げるとすれば誰でしょうか?
「タイ王国代表GKのカウィン・タンマサッチャーナン選手をあげたい。私たちに希望を与え、失点を最小限に留めることが出来たのは彼のお陰に他ならないから。
試合後、最終予選初勝利を飾った日本代表選手からコメントを取ろうと、躍起になる日本メディアで盛り上がるミックゾーンの傍ら、私はひとりタイ王国代表を待っていた。直に身体をぶつけ合った人間から日本代表をどう感じたのか話を聞かせてほしかったからである。
(取材/文 : 佐々木裕介)
――◆――◆――
――日本代表と戦ってみて、率直な感想を聞かせてください。
シャリル・ヤニス・シャプイス(7番/スパンブリー所属/先発出場・77分間プレー)
「強かったね(苦笑)。想像通りに素晴らしいチームだったよ。私たちとは明らかに違っていた。特に前半は日本がほとんどの時間で試合を支配していたしね。私たちももっと頑張らないと。難しい試合は続くけど頑張るよ」
シンタウィーチャイ・ハタイラッタナグン(20番/スパンブリー所属/ベンチ入りしたが出場なし)
「日本代表は本当に素晴らしかったです。すべてにおいて我々との違いを見せていました。我々も全力で戦いましたが、力及ばなかったです。我々は現状に満足せず、よりたくさんの経験を積んでアジアのトップレベルへ成長出来るように頑張り続けるだけです」
グルークリット・タウィーガーン(4番/チョンブリーFC所属/先発出場・84分間プレー)
「日本代表は強かった。おめでとうございます。あぁ~私は英語が苦手です。シャプイス助けてくれよ!(最後は日本語で)ありがとうございます!」
またスタジアムで観戦していたタイのサッカー関係者からも、試合の感想のほか、日本代表の印象について話を聞くことが出来た。
ジョー・パティット氏(タイ王国サッカー協会 デピュティーゼネラルセクレタリー兼国際部部長)
――今日の試合を観戦されての感想を聞かせていただけますか?
「試合開始直前から降り出した雨が、両チームの良さを半減させてしまったことは非常に残念だった。」
――試合を通じて日本代表の強さはどの辺りに感じましたか?
「前線からのプレッシングはタイを苦しめ、多彩な戦術から創り出された多くのチャンスは圧巻だった。タイ王国代表はこの試合から多くを学ばなければならない。」
――この試合でのMVPを上げるとすれば誰でしょうか?
「タイ王国代表GKのカウィン・タンマサッチャーナン選手をあげたい。私たちに希望を与え、失点を最小限に留めることが出来たのは彼のお陰に他ならないから。