インテルがロイス獲得に動くも、ドルトムントからの返答は…

カテゴリ:移籍情報

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2016年08月19日

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「その余地はまったくない」というにべもない答。

インテルが獲得に動いたロイスだが、ドルトムントは交渉にすら応じなかった(C)Getty Images

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 インテルにとって、マルコ・ロイスは届かぬ夢でしかない。何のサスペンスもサプライズも起こすことなく、ロイスはドルトムントに留まった。
 
 ロイスのインテル行きの噂は、まったく根拠のないガセネタではなかった。実際、インテルは獲得に向けて仲介人を使って動いていた。ドルトムントにコンタクトを取り、移籍交渉に応じる意向があるかどうかを打診したのだ。
 
 しかし、返ってきたのは、「その余地はまったくない」というにべもない答だった。それどころか、「今後もインテル行きの可能性はゼロだろう」とも言われた。
 
 なにしろドルトムントは今夏、イングランドから舞い込んだ6000万ユーロ(約72億円)という高額オファーすら平然と蹴っていた。インテルにそれ以上の予算があるわけがない。
 
 たしかに今夏のドルトムントは、マッツ・フンメルス(バイエルンへ)、イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・Cへ)、ヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・Uへ)という主力3人が退団したが、彼らは自らが移籍を強く望んだという事情があった。
 
 しかし、現時点でロイスにはその意思がまったくない。アカデミーで育ちながら一旦は放出され、2012年夏にようやく戻れたドルトムントへの愛はかなり深く、2015年2月にチーム最高額の年俸1000万ユーロ(約12億円)で契約延長して金銭的な不満もまったくないのだ。
 
 もちろん、スペインの2強やプレミアリーグのビッグクラブから正式オファーがあれば話は別だろう。しかし、インテルによってロイス獲得は、「夢物語」でしかない。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
 
※当コラムではディ・マルツィオ氏のオフィシャルサイトにも掲載されていない『サッカーダイジェストWEB』だけの独占記事をお届けします。
 
【著者プロフィール】
Gianluca DI MARZIO(ジャンルカ・ディ・マルツィオ)/1974年3月28日、ナポリ近郊の町に生まれる。パドバ大学在学中の94年に地元のTV局でキャリアをスタートし、2004年から『スカイ・イタリア』に所属する。元プロ監督で現コメンテーターの父ジャンニを通して得た人脈を活かして幅広いネットワークを築き、「移籍マーケットの専門記者」という独自のフィールドを開拓。この分野ではイタリアの第一人者で、2013年1月にグアルディオラのバイエルン入りをスクープしてからは、他の欧州諸国でも注目を集めている。
 
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