【J2】カズの一撃が発端に!? 逆転負けのC大阪が公式HP上で謝罪&決意表明

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年08月09日

カズの今季2点目のゴールを皮切りに、3連続失点で2点差をひっくり返される。

C大阪戦で自らが持つ最年長ゴール記録を更新したカズ。その追撃のゴールが勢いを生み、横浜FCに逆転勝利をもたらした。C大阪にとってはまさに痛恨の失点だった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 J2のC大阪が8月8日、J2リーグ27節・横浜FC戦でのサポーターの居残り騒動を受け、公式ホームページで異例の謝罪とJ1昇格への決意表明を行なった。
 
 C大阪は8月7日の27節・横浜FC戦で2-3の敗北を喫した。前半に杉本健勇の2試合連続ゴールとなる鮮やかなミドルで先制すると、後半に入り66分、CKから山村和也が折り返しのボールを押し込み2-0とした。
 
 しかしC大阪は75分、途中出場の三浦知良に今季2点目となる追撃弾を許すと、ここから大きくリズムを狂わせてしまう。4分後の79分にはイバに押し込まれ、同点に追いつかれる。
 
 そしてついには、後半アディショナルタイムの90+1分、イバからの折り返しを内田智也に合わされ、横浜FCに逆転を許してしまう。まさに“キング”の一撃で目を覚ました横浜FCの勢いに、呑まれた形となった。
 
 この敗戦で怒り心頭に発したゴール裏のC大阪サポーターが声を荒げた。試合後にスタンドに居座り、今後の巻き返しへのビジョンについて説明を求めた。その場は宮本功取締役兼チーム統括部長が収めたが、クラブは翌日、公式HP上で「最後まで熱い声援をお送りいただいたファン・サポーターの皆さまの期待に応えられず、申し訳ありませんでした」と改めて陳謝。
 
 そのうえで、「セレッソ大阪はJ1自動昇格を目指して戦っています。目標を達成するため、大熊清監督のもと全選手、全スタッフがひとつになって戦っています。これからも、それは変わりません」などと、チーム一丸となって昇格レースを戦っていくことを誓った。
 
 C大阪は27節を終えて、勝点48の4位。自動昇格圏内の首位・札幌は同59、2位・松本は同52と、やや水を開けられる展開となっている。
 
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