今後ブレイク必至! コパ・アメリカで見つけた「原石」11選手

カテゴリ:国際大会

チヅル・デ・ガルシア

2016年06月29日

優勝国チリ、3位コロンビアの原石たち。

すでに欧州で活躍する有名な選手が多いアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ以外から、敢えて注目の選手を選出した。 (C) Getty Images

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エリク・プルガル(チリ)。今大会1試合出場。 (C) Getty Images

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 チリの優勝で幕を閉じたコパ・アメリカ・センテナリオ。北中南米から集った16か国により、熱い戦いが繰り広げられた。
 
 アルゼンチンのリオネル・メッシをはじめとするスーパースターの技に多くの人々が酔いしれたが、一方で荒削りながらも大いなる可能性を感じさせる若き才能を見つけるという楽しみもあった。
 
 ここでは、今大会に登場した(しなかった選手も少々)選手のなかから、まだ知名度は低いものの、今後、ブレイクして世界の舞台で活躍するであろう好タレントを厳選。11人の「原石」を紹介していく。
 
――◇――◇――
 
☆エリク・プルガル(チリ/DF・MF
1994年1月15日生まれ(22歳)
所属クラブ:ボローニャ(イタリア)
 アントファガスタに所属していた17歳の時、チリ1部リーグでデビュー。優れた守備能力と冷静な判断力を持ち、元々はCBだったが、ウニベルシダ・カトリカ時代にボランチを任されてからは、中盤のコントロールも起用にこなす。バルセロナのセルヒオ・ブスケッツのプレーを手本にしている。

ニコラス・カスティージョ(チリ)。今大会1試合出場。 (C) Getty Images

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ロジェル・マルティネス(コロンビア)。今大会3試合出場。 (C) Getty Images

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☆ニコラス・カスティージョ(チリ/FW
1993年2月14日生まれ(23歳)
所属クラブ:ウニベルシダ・カトリカ(チリ)
 U-20代表として11試合で9得点という活躍を見せて欧州に移籍するも怪我に泣かされ、古巣に戻って再起に賭けるストライカー。恵まれたフィジカルを利用し、相手ゴール前では圧倒的な存在感を示す。今大会、決勝の延長戦途中から初出場を果たし、PK戦ではアルトゥーロ・ビダル、メッシが立て続けに外した後の2番手として登場し、しっかり成功させた。
 
☆ロジェル・マルティネス(コロンビア/FW
1994年6月23日生まれ(22歳)
所属クラブ:ラシン(アルゼンチン)
 17歳で母国を離れ、ストライカー大国アルゼンチンに乗り込んで持ち前の得点感覚とシュート技術に磨きをかけた。ラシンでは重要な試合で得点を決めて旋風を巻き起こし、リオデジャネイロ・オリンピック出場権を懸けたアメリカとのプレーオフでも決勝弾を叩き込んで、一躍注目を浴びた。
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