J１リーグ第１ステージ13節は５月21日、ACL組の浦和対FC東京戦を除く８試合を行なった。ここでは、その８試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
　今節のMVPに選んだのは、鹿島のカイオだ。抜群のスピードと決定力は圧巻で、名古屋相手に２ゴール。チームの２位浮上に大きく貢献した。
 
　そのカイオが入る中盤では、仙台の梁と奥埜も出色の出来。前者は正確なクロスで決定機を演出し、途中出場の後者がそのクロスから決勝点を挙げた。

　ボランチは新潟のレオ・シルバが相変わらずの出来で、G大阪の倉田も中盤の底から前線まで進出し、広島相手に決勝点を挙げた。
 
　左SBの輪湖と右SBの小川は、いずれも複数得点に絡んだ点を評価。CBコンビはいずれも無失点勝利に貢献しており、加えて横浜の栗原は値千金の決勝点もマークしている。

　また、CFに選んだG大阪のパトリックはターゲット役をこなして１アシストを記録し、GKの守田はふたつのファインセーブで川崎の攻撃をシャットアウトした。