中村がFKから正確なクロスで決勝点をお膳立て。
J1リーグは5月21日、第1ステージ13節の8試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、神戸対横浜が16時から行なわれ、アウェーの横浜が1-0で勝利した。
試合を決めたのは、10番の左足だった――。
23分、横浜は敵陣右サイドでマルティノスが倒されてFKを得る。キッカーはもちろん中村。左足から放たれたクロスは、緩やかな弧を描き、ジャンプした中澤の頭は越えたものの同じ軌道上にいた栗原が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
ゴールが決まった瞬間、中村は自らも納得したように両腕を突き出し、喜びを噛み締めるようなガッツポーズを見せた。逆に神戸の選手たちは、警戒していたはずの中村のセットプレーにしてやられ、茫然自失といった表情に。まさに、横浜が持つ一級品の武器が輝きを放った瞬間だった。
しかし、その後横浜は再三のチャンスを決め切れず、なんとか栗原のゴールを守り切って辛勝。モンバエルツ監督は「ポゼッションをしていい形を作ることができてもフィニッシュに問題があっては苦しくなる」と、チームの決定力の低さを嘆いた。
勝った横浜は6試合ぶりの白星を掴んだ。勝点を18に伸ばし、9位に浮上したが、ここからさらに上位戦線に顔を出すためには、まだまだ10番の個の力に頼らざるを得ないようだ。一方の神戸は勝点17に止まり、順位を10位に落としている。
試合を決めたのは、10番の左足だった――。
23分、横浜は敵陣右サイドでマルティノスが倒されてFKを得る。キッカーはもちろん中村。左足から放たれたクロスは、緩やかな弧を描き、ジャンプした中澤の頭は越えたものの同じ軌道上にいた栗原が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
ゴールが決まった瞬間、中村は自らも納得したように両腕を突き出し、喜びを噛み締めるようなガッツポーズを見せた。逆に神戸の選手たちは、警戒していたはずの中村のセットプレーにしてやられ、茫然自失といった表情に。まさに、横浜が持つ一級品の武器が輝きを放った瞬間だった。
しかし、その後横浜は再三のチャンスを決め切れず、なんとか栗原のゴールを守り切って辛勝。モンバエルツ監督は「ポゼッションをしていい形を作ることができてもフィニッシュに問題があっては苦しくなる」と、チームの決定力の低さを嘆いた。
勝った横浜は6試合ぶりの白星を掴んだ。勝点を18に伸ばし、9位に浮上したが、ここからさらに上位戦線に顔を出すためには、まだまだ10番の個の力に頼らざるを得ないようだ。一方の神戸は勝点17に止まり、順位を10位に落としている。