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【J1採点&寸評】川崎×神戸|2ゴールの大久保が最高点。川崎は全員が「及第点以上」、神戸は全員が「及第点以下」に

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月14日

川崎――ダメ押し弾のエウシーニョ、アシストの登里、“おとり役”となった中村も評価。

【警告】川崎=車屋(31分) 神戸=伊野波(⒓分)、田中(27分)、三原(56分)、三原(70分)
【退場】神戸=三原(70分)
【MAN OF THE MATCH】大久保嘉人(川崎)

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【チーム採点・寸評】
川崎 7
序盤から要所でチャンスを作ってゴールに迫り、後半に持ち前の攻撃力が爆発。前半終了間際、奈良が負傷するアクシデントに見舞われ、その直後のFKで先制点を献上したが、チームは動揺を見せず。根気強く攻め続けて勝利を手繰り寄せた。
 
神戸 4.5
シュートは渡邉が放った1本のみ。得点につながったFKがカウントされたのみで、攻撃は最後まで機能しなかった。ラフプレーが目立ち、70分に三原が二枚目の警告で退場してから防戦一方。ネルシーニョ監督も打つ手がなかった。
 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6
FKによる失点は壁に当たったもので、GKに過失があるとは言えず。その後はピンチらしいピンチもなく、遠くから戦況を眺める時間が続いたが、最後まで集中を切らさず。
 
DF
3 奈良竜樹 6(45+2分OUT)
17分に絶妙なフィードを通して小林のシュートチャンスを演出。守備でも球際で強さを見せた。しかし前半終了間際、相手と競り合うなかで左足を負傷し、担架で運ばれて途中交代。
 
20 車屋紳太郎 6
相手の上がりに落ち着いて対応し、機を見た上がりで登里を援護しつつ、時に鋭い突破でゴールに迫った。攻守両面で安定したパフォーマンスを見せ、左サイドの主導権を握った。
 
18 エウシーニョ 6.5
タイミングの良い上がりで右サイドを駆け上がり、39分にはシュート性のパスを通して好機を演出。後半には小林のPK奪取に関与し、90分には鮮やかループでダメ押し弾を決めた。
 
23 エドゥアルド 6
スライディングの目測を完全に誤り、簡単に抜かれるシーンも。とはいえ1対1で競り合う形となればフィジカルの強さを存分に発揮し、相手にほとんど自由を与えなかった。
 
MF
14 中村憲剛 6.5
FKの壁に入り頭で触わるも、コースが変わって失点に関与。もっとも、要所で好機を演出し、その分を補って余りある活躍を見せた。後半は三原らを引き付ける役割を担い、“見えざる頭脳戦”を制して勝利を呼び込む。
 
10 大島僚太 6
開始早々、大胆な上がりでエリア内に侵入するなど積極的な姿勢が光る。その後は捌き役としての比重が強まったが、高い位置でボールを受けようとする意識は消えなかった。
 
21 エドゥアルド・ネット 6
CBコンビと連係しながら、後方でのパス回しに注力。序盤は相手のマークに苦しむ場面もあったが、時間が経つにつれてパスワークが安定し、逆転勝利に貢献した。
 
2 登里享平 6.5
縦へのスピードを活かした突破で局面の打開を図り、63分には小林とのワンツーで中央突破。大久保の逆転弾をアシストした。交代するまで、果敢に仕掛ける姿は変わらなかった。
 
11 小林 悠 6
前半、三度の決定機を活かせなかったうえ、後半もチャンスを再三逃した。精度不足は本来ならば大きな減点材料だが、動きの質自体は高く、PK獲得で反撃の流れを作った点も評価した
 
FW
13 大久保嘉人 7
前半はボールを受ける回数が少なく、さほど脅威になれないまま時間が経過した。しかし後半、PKで同点弾を決めると、その後には相手の連係ミスを見逃さずに逆転弾。エースの役割を全うした。
 
交代出場
MF
5 谷口彰悟 6(45+2分IN)
奈良が負傷するアクシデントを受けて、急きょCBとして出場。後方で安定したパス回しを続けながら攻撃をサポートし、カウンターを受けそうな場面ではピンチの芽を摘んだ。
 
MF
22 中野嘉大 ―(82分IN)
投入早々に仕掛けて中央に入り込み、流れるような崩しでシュートの形を作ったが、しっかりとミートできず。それでも守備網をするりと突破した鋭いドリブルは際立った。
 
MF
6 田坂祐介 6.5(88分IN)
終了間際に投入されるや、90分には右サイドで起点となってエウシーニョに絶妙なパス。短い出場時間ながらダメ押し弾をお膳立てしており、その貢献を高く評価した。
 
監督
風間八宏 6.5
奈良の負傷で交代カードを切らざるを得なかったが、リードされた後も慌てずに攻め続け、じりじりと流れを引き寄せた。終盤に投入した田坂が3点目を演出した点も評価したい。
 

57分にPKを冷静に決めた大久保(13番)。直後の63分には逆転弾を叩き込んだ。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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小林(11番)にゴールチャンスは4度訪れたが、いずれも活かせず。それでもPKを獲得し、逆転弾にも関与して挽回した。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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