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【J1採点&寸評】神戸×仙台|AT弾を含む2点を挙げた渡邉がMOM。古巣相手に奮起した野沢の働きも光った

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2016年04月24日

神戸――劇的な同点劇も公式戦3試合連続ドロー。

【警告】神戸=相馬(44分)、増山(63分) 仙台=キム・ミンテ(14分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】渡邉千真(神戸)

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タイトなマークに遭いながら2ゴールを決めた渡邉(19番)。シュート技術の高さを見せつけた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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【チーム採点・寸評】
神戸 6
前半は固い守備をベースに主導権を握り、先制にも成功。だが、追加点が奪えず後半に逆転され、終了間際に追いつくも痛いドロー。
 
仙台 6
前半は神戸の激しい守備に翻弄される場面も。古巣対決の野沢の同点ゴールで息を吹き返して後半に逆転したが逃げ切れず。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 
前半の仙台・野沢の同点ゴールは仕方がない。むしろ12分過ぎの三田のクロスをパンチングで回避するなど好判断が光った。後半アディショナルタイムの仙台の決定機を阻止し、勝点1に貢献。
 
DF
6 高橋峻希 6
仙台の金久保や、サイドに流れた野沢、ウイルソンなどにもよく対応した。積極的なオーバーラップも見られ、前半は及第点だと言える。後半も攻守で貢献したが、途中出場の奥埜にやや翻弄された。
 
19 岩波拓也 6
前半の失点シーンでは2列目から上がってきたボランチ富田を捕まえきれず。それ以外は野沢やウイルソンによく対応していた。神戸のセットプレーでも制空権を握ったが、前半は結果に結びつかなかった。
 
39 伊野波雅彦 6
前半はウイルソンに仕事らしい仕事をさせず。また相馬がオーバーラップした後のスペースも上手くカバーした。前半の失点シーンでは、不運にもこぼれ球が野沢の前に。そこは残念。
 
3 相馬崇人 6(76分OUT)
前半は左サイドで攻撃の起点となり、渡邉とのコンビで自らペナルティエリアに切り込むシーンも。前半の野沢のゴールをブロックできなかったのは残念だが、1試合を通しては攻守とも及第点と言える。
 
MF
24 三原雅俊 6.5
守備では相手の富田や野沢を潰し、攻撃では左右にパスをさばきながら前線のP・ジュニオールやレアンドロとも絡んだ。試合終了間際には、劇的な渡邉の同点弾を引き出すスルーパスをP・ジュニオールに供給した。
 
14 藤田直之 6.5(78分OUT)
精力的に動き、ショートパスで攻撃のリズムを作りながら時にキラーパスも供給。渡邉の先制点を演出するロングスローも高く評価。守備でも仙台のキム・ミンテを抑えた。後半に前田と交代したが、持ち味は充分に出した一戦。
 
15 小林成豪 5.5(HT OUT)
渡邉の先制点をお膳立てしたヘディングや、得意のドリブルでの仕掛けなどでチャンスメイク。前半の開始早々には惜しいヘディングシュートもあった。だが、前半のみで増山と交代。J1初ゴールは次節以降にお預け。
 
19 渡邉千真 7
7分に先制点を決め、試合の流れを引き寄せた。左サイドで攻撃の起点としてリズムを作り続けた。後半のアディショナルタイムには劇的な同点ゴールを決め、勝負強さを見せつけた。
 
FW
7 ペドロ・ジュニオール 6
レアンドロの復帰で、さらに輝きを増した。持ち味の高速ドリブルで相手の最終ラインを押し下げるなど貢献度は高い。後半のアディショナルタイムには渡邉の同点ゴールをお膳立て。警告を受けたのが残念。
 
11 レアンドロ 6
負傷前のコンディションには届かないものの、彼の復帰で前線は安定感が増した。特にP・ジュニオールや渡邉とリズム良くパスを交換し、攻撃の起点を作った。76分の藤田のロングスローからの決定機を決めていれば……。
 
 
交代出場
MF
20 増山朝陽 6(HT IN)
小林との交代で後半からピッチへ。野性味溢れるドリブル突破で何度も仕掛け、仙台守備陣の脅威となる時間帯も。66分過ぎには右サイドで相手DFをかわしてクロスも供給した。
 
MF
 松下佳貴 5.5(76分IN)
76分に相馬と交代で入り、本来のボランチとは違い左サイドバックの位置でプレー。チームにパワーを注入すべく投入されたが、相馬のような推進力がなかなか出せず。守備では安定感があったものの勢いがほしかった。
 
MF
32 前田凌佑 5.5(78分IN)
78分に藤田と交代でピッチへ。攻撃のリズムを作る役割で入ったが、なかなか思い切りの良い攻めを見せられず。逆に勢いを増す仙台オフェンスへの対応に追われる場面も。もう少しプレータイムがあれば……。
 
監督
ネルシーニョ 6
前半は組織立った守備からリズムを作り、セカンドボールを拾って相手を押し込んだ。だが、後半に仙台が奥埜を投入すると、なかなかリズムが掴めず。アディショナルタイムで同点に追いついたのは評価できるが、課題も残った。
 
 
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