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【J1採点&寸評】G大阪×柏|決勝弾のD・オリヴェイラが最高評価の「7」。存在感の薄かった遠藤、安定感を欠いた金は最低点

カテゴリ:Jリーグ

2016年04月15日

宇佐美は個の力を示すも、G大阪の攻撃陣は軒並み低評価に。

【警告】G大阪=丹羽(77分) 柏=D・オリヴェイラ(21分)、中谷(33分)、中村(84分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ディエゴ・オリヴェイラ(柏)

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【チーム採点・寸評】
G大阪 5
宇佐美やアデミウソンらが良い形で絡んだ際は脅威を与えたが、ビルドアップにおいて凡ミスも散見。攻撃が機能しないまま時間が経過し、結局、パトリックの高さ頼みとなった。
 
柏 6
サイドを広く使った攻撃に加え、D・オリヴェイラの突破力を上手く活かした。後半は攻撃の勢いが衰えたが、守備陣が最後まで崩れず、G大阪を抑え込んだ点は特筆に値する。

【ガンバ大阪0-1柏レイソル】PHOTO ディエゴ・オリヴェイラが値千金の決勝点​

【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
後半途中まで危ない場面はなかったが、D・オリヴェイラに一撃を決められた。至近距離だっただけに、止めるのは困難か。ただ終盤、クリアミスからピンチを招いたのは反省材料。
 
DF
22 オ・ジェソク 5.5
クリアできずに後逸し、単純な縦パスをミスするなどプレーの安定感を欠いた印象。阿部との連係に乏しく、守備でもD・オリヴェイラへの寄せが遅れてゴールを許した。
 
5 丹羽大輝 5.5
前節に怪我から復帰したばかりだが、最終ラインを統率しながら球際でも強さを発揮。しかし、D・オリヴェイラへのマークが緩くなり、痛恨のゴールを奪われたのは減点材料。
 
6 金 正也 5
相手DFの裏を狙ったパスは味方と呼吸が合わず、後方からの組み立ても質がいまひとつ。失点場面では、田中への寄せが遅れて自由にパスを出された。
 
4 藤春廣輝 6
宇佐美やアデミウソンらと絡みながら左サイドの打開を図り、後半に入っても激しいアップダウンを繰り返した。終盤には、東口のクリアミスをカバーする好プレーも。
 
MF
15 今野泰幸 6
ボール奪取後に持ち上がり、宇佐美の足もとにパスを通してチャンスを演出。48分のミドルはゴール上へ外れたが、機を見てゴール前に上がるなど攻守に役割は果たした。
 
7 遠藤保仁 5
小林との1対1で競り負ける場面が見られたうえ、プレー範囲も決して広いとは言えず。攻撃のリズムをなかなか作れず、先制点を献上後も有効な一手を打てないまま終わった。
 
13 阿部浩之 5.5(75分OUT)
足もとの技術を活かしてソツなくパスを回したが、交代するまで無難なプレーが続く。オ・ジェソクとのコンビネーションは皆無に近く、右サイドの攻撃は怖さを欠いた。
 
9 アデミウソン 5.5(66分OUT)
宇佐美とのワンツーやドリブルで打開を図るも、相手のマークを剥がせず。ゴールからやや遠い位置でボールを受ける回数が多く、大きな見せ場を作れないままピッチを去った。
 
39 宇佐美貴史 6
エリア付近で仕掛けてシュートを放つも、相手のブロックに阻まれてゴールならず。それでもボールを持てば怖さを放ち、ドリブルとパスはともに高い質を誇った。
 
FW
20 長沢 駿 5.5(75分OUT)
前線のターゲット役として身体を張り、時に効果的なポストプレーで攻撃に厚みをもたらした。しかし、徐々に相手に圧力に屈する回数が増え、時間とともに存在感が薄れた。
 
交代出場
MF
19 大森晃太郎 5.5(66分IN)
流れを変えるプレーはないまま時間だけが経過。そのまま試合の流れに呑みこまれて、結局、最後まで特長を出し切れなかった。
 
MF
11 倉田 秋 5.5(75分IN)
全力で相手にプレッシャーをかけつつ、こぼれ球も狙い続けたが、期待された攻撃面でチャンスに絡めず。パトリックに比べると、投入の効果はやや薄かった。
 
FW
29 パトリック 6(75分IN)
力強い突破で裏を突けば、その高さでボールを落としてチャンスを作る。短い時間で存在感を放ち、ゴールの匂いを感じさせるなど、柏にとって嫌な存在だった。
 
監督
長谷川健太 5
攻撃がさほど機能しないまま、後半に先制点を献上。倉田とパトリックの同時投入で勝負に打って出ると、攻撃の勢いは確実に増したが、最後まで柏の守備を崩し切れなかった。
 

G大阪の攻撃は最後まで機能しなかったが、宇佐美はひとり気を吐いて果敢に仕掛けて脅威を与えた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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最前線に入った長沢は、何度かポストプレーで攻撃の起点となったが、徐々に怖さが薄れて後半は競り負ける場面も増えた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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