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【J2採点&寸評】7節・全11カードを現地取材記者が採点|C大阪が清水を下し首位堅持。5連勝の町田が勝点3差で追走

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年04月13日

熊本×山口|流動的なパスワークで山口が熊本を翻弄

【警告】熊本=嶋田(22分)、巻(88分) 山口=北谷(20分)、三幸(51分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中山仁斗(山口)

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6節までに4ゴールを記録し、2・3月のMVPに選出された清武だったが、この日はノーゴール。FKから平繁の得点を演出したが、あと一歩及ばず。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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【チーム採点・寸評】
熊本 5
後半に持ち直したものの、全体的には本来の持ち味を出せなかった。セカンドボールへの出足や相手ボール保持者への寄せでも後手に回る場面が多かった。
 
山口 6
開始直後から流動的なパスワークを見せて熊本を圧倒。立ち上がりと前半終了間際に2得点を挙げた中山、積極的な姿勢を見せ続けた福満、よくボールに絡んだ庄司と三幸も高評価に値する。

【熊本1-2山口 PHOTO】アウェーの山口が中山の2ゴールで2連勝

【熊本|採点・寸評】
GK
30 佐藤昭大 5.5
2失点とも最初のシュートには上手く反応したが、弾いた後のコースに中山に詰められてしまった。
 
DF
23 藏川洋平 5.5
危ない場面に顔を出し、経験値の高さは見せたが、相手の流動的な動きに対してうまく対応しきれなかった。
 
4 園田拓也 
カバーリングや前に出ての潰しは良かったものの、アラートできておらずロストの場面もあった。
 
5 植田龍仁朗 5.5
高さでは持ち味を発揮したが、中山を抑えきれず。フィードやビルドアップでも引っ掛ける場面が散見された。
 
2 黒木晃平 5.5
前半からスペースへ出てボールを引き出す動き。だがクロスから得点に結びつけられず。
 
MF
8 高柳一誠 6(69分 OUT)
3試合ぶりに先発に復帰。バランス取りと流れを落ち着かせるプレーを意識しつつ、果敢にインターセプトも見せた。
 
22 上原拓郎 5
後半にパフォーマンスは改善したが前半は出足も悪く、つなぎの段階でもミスが多く目についた。
 
17 岡本賢明 5.5(78分OUT)
アプローチのタイトさが足りず、ボールを受けてからのプレーでも対面からの素早い寄せに苦しんだ。
 
39 嶋田慎太郎 6
後半に入って仕掛ける意識が見られたが、ゲームを通じては前へのベクトルが足りなかった印象だ。
 
FW
10 清武功暉 5.5
相手との駆け引きの中で動き出しを繰り返すもうまく引き出せず、前半は持ち味を出せなかった。FKで1ゴールを演出。
 
11 平繁龍一 5.5(69分OUT)
足もとにボールが収まらず攻撃の起点にはなれなかったが、2試合ぶりのゴールで一矢報いた。
 
交代出場
MF
38 上村周平 6(69分IN)
後半途中からの出場ながらセカンドボールにもよく反応。スペースへ出て行く動きも見せた。
 
FW
29 齋藤恵太 5.5(69分IN)
スペースに抜ける動きで得点に絡む働きが期待されたが、パフォーマンスが上がらなかった。
 
FW
36 巻誠一郎 6(78分IN)
自身の役割を意識して前線のターゲットとしてボールに絡む。守備でも果敢なチェイシング。
 
監督
清川浩行 5.5
後半に流れを引き寄せたものの、早い時間の失点からうまく立て直せず、ホームで連敗を喫した。

【山口|寸評・採点】
GK
1 一森 純 6
セットプレーからの失点は修正が必要だが、決定機を阻むセーブで熊本に流れを渡さず。
 
DF
4 小池龍太 6(84分 OUT)
CBのふたりと適度な距離感を保った絞るポジショニングでスペースを埋める対応を見せた。
 
22 ユン・シンヨン 6
ヘディングの強さだけでなく、細かいラインの上げ下げを繰り返して1失点に留める。
 
33 北谷史孝 6
ユンとのチャレンジ&カバーで1失点以外は熊本のFWに仕事をさせなかった。
 
3 香川勇気 6
攻撃に絡む場面はさほど多くなかったが、球際の強さを発揮して熊本の対面に対応。
 
MF
10 庄司悦大 6
積極的に前にも絡み、長短のパスをテンポ良く配球して攻撃のリズムを作った。
 
8 島屋八徳 6(74分OUT)
後半途中に交代したが、FWのサポートを意識してバイタルエリアでの起点作りに貢献した。
 
29 三幸秀稔 6.5
庄司とのバランスを意識しながらも、上手く間を取るポジショニングでボールを受けてさばいた。
 
19 星 雄次 6
ライン際ではあまり引き出せていないが中山、福満との距離感が良く、左で起点を作る存在として機能した。
 
7 福満隆貴 6.5
思い切った突破や積極的にシュートを狙う姿勢を表現し続け、2得点に絡む働きぶり。
 
FW
32 中山仁斗 6.5(76分OUT)
前節に続き先発出場。先制点、追加点ともこぼれ球によく詰め、ポストワークで牽引した。
 
交代出場
DF
5 黒木恭平 6(74分IN)
右サイドで交代出場し、後半に勢いを増した熊本の対面、双子の弟・晃平とマッチアップ。
 
FW
18 原口拓人 6(76分IN)
後半に流れを引き寄せた熊本に対して、前線で守備ラインを押し込む働きを見せた。
 
DF
34 奥山政幸 -(84分IN)
終盤の難しい時間帯に出場。ボールに絡む回数は少なかったものの熊本の反撃を抑える
 
監督
上野展裕 6.5
立ち上がりの入りが良く、スタイルを貫いて前半のリードを守って今季初の連勝に導いた。
 
取材・文:井芹貴志(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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