元アフガニスタン女子代表のキャプテンが開発に貢献
3月24日に行なわれたW杯アジア2次予選の日本対アフガニスタン戦で、日本国内初披露となったアフガニスタン代表のユニホーム。この日の試合ではわからないが、実はこのユニホームの女性版は、髪の毛や肌を露出することなくフィールドでパフォーマンスを発揮したいアフガニスタンの女性プレーヤーのために、太腿を隠すためのベースレイヤー(アンダーウェア)がセットされ、さらにシャツには頭髪を隠すことができるように、世界で初めてのヒジャブ付きユニホームとなっているのである。
『ヒジャブ』とは、ムスリム(イスラム教教徒)の女性が外出時に頭髪を隠すために着用している布のことで、アラビア語で『覆うもの』という意味がある。
このユニホームの開発に大きく関わったのが、元アフガニスタン女子代表でキャプテンも務めていたハーリダ・パパールさんだ。彼女がアフガニスタンサッカー協会とメーカーのヒュンメルとともに、ユニホームの開発に取り組んだという。
「代表チームでキャプテンを務めることはすごく名誉なことでしたが、アフガニスタンの何千もの少女や女性にロールモデルとして見られるのは、さらに大きな誉れとなりました」と語るハーリダさんは、膝の故障により引退を余儀なくされたものの、今もアフガニスタンで最も影響のある女性の一人として知られる。
『ヒジャブ』とは、ムスリム(イスラム教教徒)の女性が外出時に頭髪を隠すために着用している布のことで、アラビア語で『覆うもの』という意味がある。
このユニホームの開発に大きく関わったのが、元アフガニスタン女子代表でキャプテンも務めていたハーリダ・パパールさんだ。彼女がアフガニスタンサッカー協会とメーカーのヒュンメルとともに、ユニホームの開発に取り組んだという。
「代表チームでキャプテンを務めることはすごく名誉なことでしたが、アフガニスタンの何千もの少女や女性にロールモデルとして見られるのは、さらに大きな誉れとなりました」と語るハーリダさんは、膝の故障により引退を余儀なくされたものの、今もアフガニスタンで最も影響のある女性の一人として知られる。
ハーリダさんは、このアフガニスタン代表のユニホームについて、次のように語っている。「 私はこのユニフォームデザインのスタートから関わりましたが、アフガンのキャラクターを強く反映し、伝統や歴史を盛り込みたいと思っていました。その二つは共に達成されました」。
ユニホームを作成したデンマークのブランド、ヒュンメルのオーナーであるクリスチャン・スタディールはこう語っている。
「アフガニスタンの人々には、『自分らしくいてもらいたい』と考えています。その一環として、アフガンの新ユニホームではヒジャブを着けても、着けなくても女性がサッカーを楽しめるようにしました。アフガニスタンの女性にとっても、このユニホームは歴史的な意味を持つと思います。平等とプライドを力強く象徴し、パフォーマンスもアシストするユニホームが、ヒュンメルにとっても、またヒュンメルのブランドミッション=“Change the World through Sport.(スポーツを通して世界を変える)”を実現するうえでも、新たな推進力になると思います」
■ヒュンメルウェブサイト
http://hummel.co.jp
ユニホームを作成したデンマークのブランド、ヒュンメルのオーナーであるクリスチャン・スタディールはこう語っている。
「アフガニスタンの人々には、『自分らしくいてもらいたい』と考えています。その一環として、アフガンの新ユニホームではヒジャブを着けても、着けなくても女性がサッカーを楽しめるようにしました。アフガニスタンの女性にとっても、このユニホームは歴史的な意味を持つと思います。平等とプライドを力強く象徴し、パフォーマンスもアシストするユニホームが、ヒュンメルにとっても、またヒュンメルのブランドミッション=“Change the World through Sport.(スポーツを通して世界を変える)”を実現するうえでも、新たな推進力になると思います」
■ヒュンメルウェブサイト
http://hummel.co.jp