長谷部が語ったチームの問題点とは。
「アルミン(フェー)、出ていけ!!」
ファンの怒りが爆発したのは、1-1で引き分け、7試合連続未勝利に終わったインゴルシュタット戦(ブンデスリーガ25節)後。これまでシーズン途中で監督交代に踏み切ったことがなかったヘリバート・ブルフハーゲン代表取締役も自分自身のポリシーにこだわっている余裕などなく、インゴルシュタット戦の翌日(3月6日)、アルミン・フェー監督の解任に踏み切った。
12-13シーズンにフランクフルトをヨーロッパリーグ出場圏内の6位に導いたフェーが3年ぶりに復帰したのは、昨年7月。ブンデスリーガを席巻した躍動感溢れる攻撃サッカーを再び――。そんな淡い期待は、試合を重ねるごとに萎んでいく。そして上昇気流に乗れないままどんどん順位を落とし、24節終了後にはついに2部3位との昇格/降格プレーオフを戦う16位に転落した。
深刻だったのは、得点力不足。直近の5試合でわずか2ゴールしか挙げられず、決定機すらまともに作れていなかった。
「ゴールに向かう姿勢が欠けている。(前線でプレーするマイアーとセフェロビッチの)力強さに頼ると、どうしても攻撃が単発になってしまう。チーム全員がもっと攻める意識を持たないと、ボールを奪ってからのスピードも出ない。思い切りが必要かなと思う」
0-0で引き分けた23節のシャルケ戦後、長谷部誠はフランクフルトが抱える問題点をそう指摘していた。
ファンの怒りが爆発したのは、1-1で引き分け、7試合連続未勝利に終わったインゴルシュタット戦(ブンデスリーガ25節)後。これまでシーズン途中で監督交代に踏み切ったことがなかったヘリバート・ブルフハーゲン代表取締役も自分自身のポリシーにこだわっている余裕などなく、インゴルシュタット戦の翌日(3月6日)、アルミン・フェー監督の解任に踏み切った。
12-13シーズンにフランクフルトをヨーロッパリーグ出場圏内の6位に導いたフェーが3年ぶりに復帰したのは、昨年7月。ブンデスリーガを席巻した躍動感溢れる攻撃サッカーを再び――。そんな淡い期待は、試合を重ねるごとに萎んでいく。そして上昇気流に乗れないままどんどん順位を落とし、24節終了後にはついに2部3位との昇格/降格プレーオフを戦う16位に転落した。
深刻だったのは、得点力不足。直近の5試合でわずか2ゴールしか挙げられず、決定機すらまともに作れていなかった。
「ゴールに向かう姿勢が欠けている。(前線でプレーするマイアーとセフェロビッチの)力強さに頼ると、どうしても攻撃が単発になってしまう。チーム全員がもっと攻める意識を持たないと、ボールを奪ってからのスピードも出ない。思い切りが必要かなと思う」
0-0で引き分けた23節のシャルケ戦後、長谷部誠はフランクフルトが抱える問題点をそう指摘していた。