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【スカパー!SOCCER】FC東京、千葉が各ラウンドを制した『Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ』。鹿児島ラウンドでは伝統の〝静岡ダービー″を見逃すな!

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サッカーダイジェスト編集部

2016年02月05日

鹿島を下した千葉が宮崎ラウンドを制す!

福岡戦では5ゴールを奪い、鹿島相手には完封勝利。攻守両面で大きな手応えを得た千葉が宮崎ラウンドを制した。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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 各ラウンドで激闘が繰り広げられている『Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ』。
 
 1月24日に先陣を切って行なわれた沖縄ラウンドでは、2勝1分の無敗の成績でFC東京が優勝を飾った。初戦こそJ3の琉球とスコアレスドローだったが、続く札幌戦では、先制されながらも2-1の逆転勝利を収める。迎えた東京Vとの最終戦では、橋本拳人の劇的なロスタイム弾で勝点3を掴み、勝負強さを見せつけて栄冠に輝いた。
 
 今季からFC東京を率いる城福浩監督は「焦れない中で守備のスキを作らないという部分は、この沖縄ラウンドを通じて誰が出てもやれるようになった」と手応えを口にした。
 
 FC東京の優勝が決まった翌日には、鹿島、福岡、千葉、熊本の4クラブが参戦する宮崎ラウンドがスタート。
 
 熊本対千葉は、前半と後半の終了間際に、それぞれ井出遥也と小池純輝がゴールネットを揺らした千葉が熊本を下す。熊本は2点目を取られた直後に八久保颯が1点を返すも、反撃もそこまでだった。
 
 鹿島と福岡の一戦は、国内屈指の“常勝軍団”が盤石の強さを披露する。ルーキー垣田裕暉のゴールで幸先良く先制すると、後半には昌子源が加点。守っては、宮崎キャンプで取り組んできた“素早い攻守の切り替えとハイプレス”が機能し、無失点で切り抜けた。
 
 続く第2戦でも、鹿島は熊本を2-0で一蹴。36分に遠藤康、42分にブエノが得点し、前半のうちに勝負を決めてみせた。鹿島と同じく白星スタートとなった千葉は、福岡を相手に5-1のゴールラッシュ。2ゴールを挙げて大勝の立役者となった新戦力の吉田眞紀人は「ポジション争いは激しくなっていますけど、それがチームに良い影響を与えている」と充実ぶりを語っていた。
 
 迎えた宮崎ラウンドの最終戦、ともにここまで2連勝の鹿島対千葉という〝優勝決定戦″は、スコアレスで前半を折り返すも、後半に千葉のエウトンがついに均衡を破る。ビハインドを背負った鹿島は果敢に攻め立てるも、最後まで千葉の守備網を崩し切れず。
 
 今季は大刷新を敢行した千葉の勢いは最後まで衰えず、格上の鹿島を下して見事に宮崎ラウンドを制してみせた。
 
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