「自分を使ってくれるのは、チームの勝利のために働いてくれということ」(鈴木)
初戦の北朝鮮に続き、第2戦のタイ戦でも先発に名を連ねた鈴木武蔵。前線で身体を張って攻撃の起点になると、守備でも献身的なチェイシングで貢献。27分には遠藤のパスに反応し、流れを呼び込む先制点を決めた。45分の出場ながら、勝利に貢献したストライカーのコメントをお届けする。
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鈴木武蔵(新潟/FW)
今まで自分たちがやっているサッカーをやったと言う感じ。単純にリラックスできたというか、緊張がほぐれたという感じですね。
――すごいトラップからのシュートでした。
(遠藤)航くんとアイコンタクトが取れて、自分も声で裏と要求していたし、そこの関係性が良かったので、思い切って振り抜けました。ただ、まだ終わったわけではないので、アジアの頂点に立って、この大会を終えたいです。
――FWがゴールを取るとチームに勢いが出ますね。
先制点を取れたのはすごく大きかったです。それまでもチャンスがあったけど、ポストやバーに弾かれていたので、決めたいという想いがすごくありました。
――前線の選手がゴールを取ったのも大きかったですね。
北朝鮮戦では(CBの)植田が点を取ってくれて、FW陣も頑張らないと、と個々が思っていたはずなので、そこで点を取れたというのは良かったと思います。
――遠藤くんとの呼吸も良かったですね。
俺も要求していたし、目も合った。裏に出してと言っていたので、そこは良いタイミングで、良い呼吸だったと思います。
――感触は完璧でしたか?
感触はすごい良かったです。
――初戦より硬さがほぐれてきましたか?
自分以外のみんなも、そんな感じかなと思います。
――チームの状態が落ち着かない時には、前線から戻って守備をしていましたね。
結構、タイの攻撃は距離感が良くて、細かくつないでという感じでした。アンカーのところに、もう少し守備で下がったほうがいいかなと思っていました。
――攻撃陣で2試合連続の先発は鈴木選手だけでした。
出させてくれるというのは非常にありがたいですし、出してもらっている以上は、やっぱり結果を求めたい。自分を使ってくれるのは、チームの勝利のために働いてくれということ。そのために全力でやります。
――久保選手は2ゴールと活躍しましたが、前線で今後も点を取っていきたいですね。
もちろんそれはありますし、FWが点を取ったらチームも流れに乗りますからね。ディフェンスも無失点できているし、このままの勢いで行けたらと思っています。