あの2試合を忘れたわけではない。
「個人的に絶対に負けたくないと思っていますし、リベンジをして、しっかり(五輪の)切符を掴みたいです」
南野にとってリオ五輪最終予選の初戦の相手、北朝鮮は因縁のライバルと言える。
2010年のU-16アジア選手権では準決勝で敗れ、キャプテンとして臨んだ一昨年のU-19アジア選手権ではPK戦で最後にシュートを外し、同じ相手の前で涙を呑んだ。試合後の茫然とした表情は記憶に新しい。
あの悔しさは持ち続けていた。
過去の2試合に関して質問が及ぶと「覚えていますよ」と頷き、「悔しさを晴らしたいという気持ちは持っています」と力強く語る。
ただ一方で「あの時のチームと状況は違うので、あえて試合を思い出すということはないです」と飄々と答える。
その言葉が口を出るのは、個人的なリベンジを「どちらかというと、初戦を勝ってチームに勢いをもたらしたい」との気持ちが上回っているからだ。
北朝鮮へのチームとしての対処法も意識しているという
「アグレッシブに来ると思いますし、絶対に受けてはいけないと思います。こっちから積極的に仕掛けないといけない。過去2戦は立ち上がり先制されているので、そこは意識して入っていきたいですね。
前へのパワーは相当なものを持っていますし、気持ちでねじ込んでくるところがあるので、そこも注意しなくてはいけないです。逆にこっちが押し込むくらいの気持ちでやりたいです」
南野にとってリオ五輪最終予選の初戦の相手、北朝鮮は因縁のライバルと言える。
2010年のU-16アジア選手権では準決勝で敗れ、キャプテンとして臨んだ一昨年のU-19アジア選手権ではPK戦で最後にシュートを外し、同じ相手の前で涙を呑んだ。試合後の茫然とした表情は記憶に新しい。
あの悔しさは持ち続けていた。
過去の2試合に関して質問が及ぶと「覚えていますよ」と頷き、「悔しさを晴らしたいという気持ちは持っています」と力強く語る。
ただ一方で「あの時のチームと状況は違うので、あえて試合を思い出すということはないです」と飄々と答える。
その言葉が口を出るのは、個人的なリベンジを「どちらかというと、初戦を勝ってチームに勢いをもたらしたい」との気持ちが上回っているからだ。
北朝鮮へのチームとしての対処法も意識しているという
「アグレッシブに来ると思いますし、絶対に受けてはいけないと思います。こっちから積極的に仕掛けないといけない。過去2戦は立ち上がり先制されているので、そこは意識して入っていきたいですね。
前へのパワーは相当なものを持っていますし、気持ちでねじ込んでくるところがあるので、そこも注意しなくてはいけないです。逆にこっちが押し込むくらいの気持ちでやりたいです」