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【リオ五輪予選】公式戦20試合から見るU-23日本代表の特長は? 得点数トップ、出場数トップはあの選手

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年01月12日

最多得点者は10番を背負う中島。

10番を背負う中島は、17試合で13得点。チームの最多得点者だ。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 五輪最終予選を直前に控えたU-23日本代表は、2014年1月のチーム発足から公式戦20試合(練習試合は除く)を戦ってきた。ここでは決戦を前に各選手の成績を振り返りつつ、チームの特長を検証する。
 
 まず“手倉森ジャパン”の公式戦の通算成績は14勝3分3敗。3敗を喫したのは14年のU-22アジア選手権のイラク戦、アジア大会でのイラク戦と韓国戦だ。
 
 土を付けられた韓国とイラクは同世代屈指の実力を持っており、U-23アジア選手権を兼ねた今予選でも優勝候補に挙げられている。もし、決勝トーナメント以降(日本はグループリーグで北朝鮮、タイ、サウジアラビアと同組)で、両国と対戦すれば難しい戦いなることは間違いないだろう。
 
 さて、ここからは過去の公式戦20試合の成績を振り返っていこう。
 まず、得点数トップ3は以下のとおりだ。
 
■得点数トップ3
1位 中島翔哉(17試合・13ゴール)※1試合平均得点率:0.76
2位 鈴木武蔵(19試合・12ゴール)※1試合平均得点率:0.63
3位 南野拓実(6試合・4ゴール)※1試合平均得点率:0.66
 
 最多得点者は最終予選でも10番を背負う中島。続くのがチーム立ち上げからFWの軸として活躍してきた鈴木だ。鈴木は昨季、出場機会を求めて新潟から水戸にレンタル移籍するも、満足な結果を残せなかった。ただ、“手倉森ジャパン”には欠かせない戦力と言える。
 
 一方、1試合の平均得点率では鈴木を超えるのが6試合で4ゴールを奪っている南野だ。個人能力の高さは群を抜いており、1月6日のU-23ベトナム代表との親善試合でも2ゴールをマーク。高い決定力は最終予選で頼りになる限りだ。同じく海外組の久保裕也(5試合・1得点)とともに攻撃の牽引役として期待したい。
 
 続いて出場数トップ数3は以下となっている。
 
■出場数トップ3
1位 植田直通(19試合・1600分)
2位 鈴木武蔵(19試合・1375分)
3位 中島翔哉(17試合・1281分)
 
 トップはCBの軸として存在感を発揮する植田。続く2位、3位には得点数で1、2位に立つ鈴木と中島が入り、植田を含めた3人がチームの軸となっている。ちなみに出場分数では中島に劣るが、原川力と矢島慎也も17試合に出場しており、チームを支える存在と言える。
 
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