自慢のパスサッカーが機能。土壇場で勝負を決める。
第94回全国高校サッカー選手権大会の準決勝・第2試合、青森山田対國學院久我山が1月9日、埼玉スタジアム2002で行なわれた。
6年ぶりの決勝進出を狙う青森山田と初のファイナリストを目指す國學院久我山の一戦は、立ち上がりに、いきなり試合が動く。17分、ロングスローからFW鳴海が決めて青森山田が先制。このゴールで先手を取った青森の雄は以降、守備に重心を置きながらセットプレーを軸にチャンスをうかがった。
一方、今大会初めてビハインドを背負った國學院久我山は、FW澁谷やMFを起点に反撃を開始する。持ち前の鮮やかなパスワークから小林が果敢にミドルを狙えば、澁谷も巧みなキープやドリブル突破でチャンスメイク。そして迎えた24分、セットプレーの流れから、最後はDF野村がヘッドを突き刺して同点に追いついた。
前半はその後、お互いに一度ずつバーを叩く決定機を作るも、追加点は生まれず。1-1のままハーフタイムに突入した。
後半に入ると青森山田が選手交代で仕掛ける。後半開始からMF神谷を中から左サイドにスライドさせ、さらに12分にMF豊島に代えてFW田中を投入。すると、神谷にボールが集まり始め、この10番の高い個人技を生かして圧力をかけた。
対する國學院久我山は、やや運動量が落ちてセカンドボールを拾えない時間があったものの、23分には右サイドを鮮やかに崩してMF鈴木がフリーでシュートを放ち、27分にはMF名倉が中央をドリブルで突破して決定機を作った。さらに40分に澁谷がGKとの1対1を迎えるなど、次第に青森山田ゴールに迫っていく。
そして迎えたアディショナルタイムの47分。待望の決勝点が生まれる。CKのセカンドボールを拾ってエリア外からミドルを放ち、交代出場のMF戸田が押し込んでネットを揺らした。
試合はそのまま2-1で國學院久我山が勝利。インターハイ王者の東福岡が待つ決勝へ駒を進めた。
6年ぶりの決勝進出を狙う青森山田と初のファイナリストを目指す國學院久我山の一戦は、立ち上がりに、いきなり試合が動く。17分、ロングスローからFW鳴海が決めて青森山田が先制。このゴールで先手を取った青森の雄は以降、守備に重心を置きながらセットプレーを軸にチャンスをうかがった。
一方、今大会初めてビハインドを背負った國學院久我山は、FW澁谷やMFを起点に反撃を開始する。持ち前の鮮やかなパスワークから小林が果敢にミドルを狙えば、澁谷も巧みなキープやドリブル突破でチャンスメイク。そして迎えた24分、セットプレーの流れから、最後はDF野村がヘッドを突き刺して同点に追いついた。
前半はその後、お互いに一度ずつバーを叩く決定機を作るも、追加点は生まれず。1-1のままハーフタイムに突入した。
後半に入ると青森山田が選手交代で仕掛ける。後半開始からMF神谷を中から左サイドにスライドさせ、さらに12分にMF豊島に代えてFW田中を投入。すると、神谷にボールが集まり始め、この10番の高い個人技を生かして圧力をかけた。
対する國學院久我山は、やや運動量が落ちてセカンドボールを拾えない時間があったものの、23分には右サイドを鮮やかに崩してMF鈴木がフリーでシュートを放ち、27分にはMF名倉が中央をドリブルで突破して決定機を作った。さらに40分に澁谷がGKとの1対1を迎えるなど、次第に青森山田ゴールに迫っていく。
そして迎えたアディショナルタイムの47分。待望の決勝点が生まれる。CKのセカンドボールを拾ってエリア外からミドルを放ち、交代出場のMF戸田が押し込んでネットを揺らした。
試合はそのまま2-1で國學院久我山が勝利。インターハイ王者の東福岡が待つ決勝へ駒を進めた。