12月14日、ヨーロッパリーグ（EL）・ラウンド32の組み合わせ抽選会が行なわれ、16のカードが決定した。
 
　グループステージを勝ち抜いた24チームに、チャンピオンズ・リーグ（CL）からの編入組８チーム（グループステージで各グループ３位）を加えた32チームが、来年２月から始まるノックアウトステージに臨む。
 
　グループステージを２位で通過したドルトムントは、CLからの編入組であるポルトと対戦。ポルトはCLグループステージで、最終節の前には首位に立っていたチームであり、かなりの難敵と言える。
 
　これまで公式戦で対戦したことはなく、いかなる戦いが演じられるかが興味深い。もちろん、香川真司のプレーにも要注目だ。
 
　他のカードに目を向けると、フィオレンティーナ対トッテナム、ビジャレアル対ナポリ、ガラタサライ対ラツィオと、イタリア勢はいずれもノックアウトステージの初戦から強敵とぶつかることとなった。
 
　一方、ELに“戻って来た”セビージャはノルウェーのモルデと対戦。ここで勢いをつけて、連覇、そして最多優勝記録（現在４回）の更新を果たすことができるだろうか。
 
　なお、今後はCL同様、準決勝までホーム＆アウェーで争われ、ラウンド毎に組み合わせ抽選会が行なわれる。決勝戦は来年５月18日、スイス・バーゼルのザンクト・ヤコブ・パルクで開催される。
 
◎ELラウンド32
◇対戦カード
バレンシア（スペイン）－ラピド・ウィーン（オーストリア）
フィオレンティーナ（イタリア）－トッテナム（イングランド）
ドルトムント（ドイツ）－ポルト（ポルトガル）
フェネルバフチェ（トルコ）－ロコモティフ・モスクワ（ロシア）
アンデルレヒト（ベルギー）－オリンピアコス（ギリシャ）
ミッティラン（デンマーク）－マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
アウクスブルク（ドイツ）－リバプール（イングランド）
スパルタ・プラハ（チェコ）－クラスノダール（ロシア）
ガラタサライ（トルコ）－ラツィオ（イタリア）
シオン（スイス）－ブラガ（ポルトガル）
シャフタール・ドネツク（ウクライナ）－シャルケ（ドイツ）
マルセイユ（フランス）－アスレティック・ビルバオ（スペイン）
セビージャ（スペイン）－モルデ（ノルウェー）
スポルティング（ポルトガル）－レバークーゼン（ドイツ）
ビジャレアル（スペイン）－ナポリ（イタリア）
サンテティエンヌ（フランス）－バーゼル（スイス）
 
◇日程
第１戦：2016年２月18日
第２戦：2016年２月25日