「今シーズン決めたゴールのうち90パーセントはチームメイトのアシストやフォローのおかげ」
J1復帰を狙う磐田の最前線で身体を張り、大宮、東京V、C大阪との上位対決でことごとくゴールを決めてきた。J2の得点ランクでは17ゴールでトップを走る。それでも本人は、「ストライカーという言葉が好きではない」と言い放つ。注目の“FW”ジェイの独自の価値観に迫る。
――◆――◆――
――チームはJ2で2位につけています(注/取材は9月9日に実施)。そのなかでジェイ選手は得点王争いでトップの16得点を挙げ(※31節に1得点を追加)、チームの攻撃を牽引しています。ズバリ、ゴールを奪う秘訣とは?
「秘訣ですか……難しい質問ですね。強いて言うなら、自分を、そして名波監督を信じることでしょうか。私がピッチ上で自分自身を表現できるよう、監督は自由を与えてくれています。監督からは信頼されていると感じます。もちろん、チームメイトの助けなくしてゴールは生まれません。アシストしてくれる、自分を助けてくれるチームメイトを信頼してプレーできていることも大きいですね。名波監督にも仲間にも感謝しています」
――自分のプレーを表現するために、普段から取り組んでいることは?
「チームメイトと普段からよく話し合っていますね。彼らは私に、ポジショニングについて訊いてきますし、自分も彼らにどこにいてほしいのかを伝えます。それを積み重ねることによって、連係はどんどん深まっていく。だからこそ、どういう攻撃が相手守備陣に対して効果的かという、もう一歩踏み込んだ意見交換ができるんです」
――一歩踏み込んだ内容とは、例えばどのようなことなのでしょう?
「もっと早いタイミングで自分にパスをくれと要求する時もありますし、あるシチュエーションではクロスのほうが良いんじゃないかと伝えることもあります。それをシーズンの初めから少しずつ積み重ねたから、現在の結果がある。今後もより連係を深めていきたいですね」
――どうしてもジェイ選手の個人能力の高さに目がいきがちですが、さらに全員で積み上げたものがあるからこそゴールにつながっている、という解釈でしょうか?
「その通りです。もちろん、個人の力でゴールをこじ開けることはあります。例えば、30節・徳島戦(○2-1)がそうでした。1点目はペナルティアークのさらに外側、コースが見えたのでかなり遠いところから思い切って打ちました。あのゴールは個人技によって生まれたと言っていいのかもしれません。ただ、今シーズンに決めた16ゴールのうちの90パーセントは、チームメイトの素晴らしいアシストやフォローがあったからこその産物。彼らのおかげで得点を重ねられていると思っています」
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――チームはJ2で2位につけています(注/取材は9月9日に実施)。そのなかでジェイ選手は得点王争いでトップの16得点を挙げ(※31節に1得点を追加)、チームの攻撃を牽引しています。ズバリ、ゴールを奪う秘訣とは?
「秘訣ですか……難しい質問ですね。強いて言うなら、自分を、そして名波監督を信じることでしょうか。私がピッチ上で自分自身を表現できるよう、監督は自由を与えてくれています。監督からは信頼されていると感じます。もちろん、チームメイトの助けなくしてゴールは生まれません。アシストしてくれる、自分を助けてくれるチームメイトを信頼してプレーできていることも大きいですね。名波監督にも仲間にも感謝しています」
――自分のプレーを表現するために、普段から取り組んでいることは?
「チームメイトと普段からよく話し合っていますね。彼らは私に、ポジショニングについて訊いてきますし、自分も彼らにどこにいてほしいのかを伝えます。それを積み重ねることによって、連係はどんどん深まっていく。だからこそ、どういう攻撃が相手守備陣に対して効果的かという、もう一歩踏み込んだ意見交換ができるんです」
――一歩踏み込んだ内容とは、例えばどのようなことなのでしょう?
「もっと早いタイミングで自分にパスをくれと要求する時もありますし、あるシチュエーションではクロスのほうが良いんじゃないかと伝えることもあります。それをシーズンの初めから少しずつ積み重ねたから、現在の結果がある。今後もより連係を深めていきたいですね」
――どうしてもジェイ選手の個人能力の高さに目がいきがちですが、さらに全員で積み上げたものがあるからこそゴールにつながっている、という解釈でしょうか?
「その通りです。もちろん、個人の力でゴールをこじ開けることはあります。例えば、30節・徳島戦(○2-1)がそうでした。1点目はペナルティアークのさらに外側、コースが見えたのでかなり遠いところから思い切って打ちました。あのゴールは個人技によって生まれたと言っていいのかもしれません。ただ、今シーズンに決めた16ゴールのうちの90パーセントは、チームメイトの素晴らしいアシストやフォローがあったからこその産物。彼らのおかげで得点を重ねられていると思っています」