初日の練習から激しさを求め、選手の戦う姿勢を呼び覚ます。
10節のG大阪戦で黒星を喫したものの、首位・広島と勝点差2で2位をキープ。第1ステージで8位に終わった鹿島が、第2ステージ4節から指揮を執る石井新監督の下では6勝1敗と”勝てるチーム”に変わった。ここでは、その功労者の言葉を拾いながら、常勝軍団復活の要因を分析する。
ポイント1)メンタル面の改善
好調の要因として、真っ先に挙げられるのがメンタル面の改善だ。石井新監督が初めに手をつけたのも、まさにこの点だった。
「まず、なにを変えて行きたいと思ったかと言えば、精神的な部分。最低限、戦う姿勢を見せるのが、サッカー選手がやるべきことですよね。選手自身もそう思っていたはずですが、改めて最初に伝えました」。
指揮官は、こうした意識改革の一貫として、トニーニョ・セレーゾ前監督が禁止していた練習中のスライディングを解禁。
「練習も試合と同じ状況でやらなければ戦う姿勢は生まれない。だから、スライディングを解禁し、しっかりゲームをしようと言いました。球際に激しく行ったりだとか、意識はガラッと変わりましたね。監督がなにかしてくれると待ちの姿勢でいるのではなく、自分たちから練習にしっかり取り組もうという姿勢がすごく見られました」
実戦さながらの練習で厳しさを取り戻した選手たちは、新監督就任から2日後の4節・FC東京戦で石井監督の初陣に花を添えた。
そこから前体制とは一線を画したタイトな守備をベースに、「練習での姿勢が試合で出ている。結果にもつながっているので、どんどん良い状態になっています」と連勝街道に乗ったのだ。
ポイント1)メンタル面の改善
好調の要因として、真っ先に挙げられるのがメンタル面の改善だ。石井新監督が初めに手をつけたのも、まさにこの点だった。
「まず、なにを変えて行きたいと思ったかと言えば、精神的な部分。最低限、戦う姿勢を見せるのが、サッカー選手がやるべきことですよね。選手自身もそう思っていたはずですが、改めて最初に伝えました」。
指揮官は、こうした意識改革の一貫として、トニーニョ・セレーゾ前監督が禁止していた練習中のスライディングを解禁。
「練習も試合と同じ状況でやらなければ戦う姿勢は生まれない。だから、スライディングを解禁し、しっかりゲームをしようと言いました。球際に激しく行ったりだとか、意識はガラッと変わりましたね。監督がなにかしてくれると待ちの姿勢でいるのではなく、自分たちから練習にしっかり取り組もうという姿勢がすごく見られました」
実戦さながらの練習で厳しさを取り戻した選手たちは、新監督就任から2日後の4節・FC東京戦で石井監督の初陣に花を添えた。
そこから前体制とは一線を画したタイトな守備をベースに、「練習での姿勢が試合で出ている。結果にもつながっているので、どんどん良い状態になっています」と連勝街道に乗ったのだ。