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香川には「連覇の日々を思い出させた」「5点目を決めるべき」…。日本人選手に対する独メディアの論調は?

カテゴリ:ワールド

山口裕平

2015年08月18日

現地紙予想を裏切る指揮官の先発起用に応えた香川。

開幕戦で指揮官の起用に応えてみせた香川。現地メディアの評価も高く、上々の滑り出しを見せた。(C) Getty Images

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 8月15日に開幕したブンデスリーガで、日本人選手は香川真司、乾貴士、長谷部誠が先発出場。武藤嘉紀が途中出場でブンデスリーガデビューを飾ったほか、同じく途中出場の大迫勇也はリーグ所属の日本人第1号のゴールを記録し、原口元気も後半途中からピッチに入っている。現地ドイツ各紙の論調から、開幕節の日本人選手のパフォーマンスを振り返りたい。
 
 ドルトムントの香川はボルシアMG戦に先発出場。85分までプレーし、先制点をアシストした。地元スポーツ紙『レヴィア・シュポルト』は、この試合に香川を先発出場させたトーマス・トゥヘル監督の采配について「大胆な判断」と評し、香川が早い時間に先制点をアシストしたことで、その判断は「割に合う」ものであったと記した。
 
 冒険をせず慎重な入りが予想される開幕戦、しかも相手はボルシアMGということもあり、戦前はレバークーゼンから新加入のドイツ代表ゴンサロ・カストロの起用を予想する声も少なくなかった。
 
 多くの現地紙が先発予想から香川を外したなかで、インサイドハーフ気味のポジションに香川を起用したことはちょっとしたサプライズであったが、ロイスへの先制アシストとその後の好プレーによって、指揮官の見通しの確かさを証明した形だ。
 
 同紙は香川に2点(ドイツは1点が最高、6点が最低)と高い評価を与え、
「チームが連覇を達成した日々の活躍を思い出させた。天才的なパスでロイスの得点をアシストし、常にプレーに絡んで賢明なプレーをし続けた」
と賛辞を送った一方、
「5点目を決めて活躍に花を添えなければならなかった」
と66分の決定機をモノにできなかった事実についても、指摘することを忘れなかった。
 
 また、地元紙『WAZ』は、先制点以外にも27分と33分にもロイスへ決定的なパスを送り、さらに50分にもロイスを走らせて4点目の起点になるなど「ドイツ代表FW(ロイス)とのハーモニーがすばらしい」と、ロイスとの相性の良さについても触れていた。
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