一瞬の隙を突かれる悪癖をまたも露呈して…。
SBSカップ国際ユースサッカーの最終節が8月16日に行なわれ、U-18日本代表はU-18クロアチア代表に1-2で惜敗。今大会を17年のU-20ワールドカップ出場権を懸けたU-19アジア選手権予選へのシミュレーションと位置付けて臨んだが、通算1分2敗の最下位という厳しい結果に終わった。
14日の静岡ユース戦と同様、日本はこの試合でも序盤からボールポゼッションで上回り、攻勢を仕掛けた。坂井大将(大分)、堂安律(G大阪ユース)の2ボランチにボールを集め、右サイドハーフの三好康児(川崎)、さらには、右SB藤谷壮(神戸U-18)の果敢なオーバーラップを活かしながら攻め込み、8分には早速決定機を作り出す。
三好との連係で右サイドを崩した堂安の低いクロスを岸本武流(C大阪U-18)がシュート。これはミートし切れなかったが、個々の持ち味が凝縮された一連の流れは悪くなく、このまま勢いに乗るかと思われた。
ところが14分、高い位置を取っていた左SBの浦田樹(千葉)の背後を突かれ、そこからのクロスから先制点を献上。キャプテンマークを巻いた坂井が「1、2戦目と同じように、自分たちのミスからだった」と悔やんだように、一瞬の隙を突かれる悪癖をまたも露呈してしまった。
自陣でのボールロストからパスを回されてスペイン戦(△1[6PK5]1)での失点、さらにはDF陣がロングボール処理を誤って喫した静岡ユース戦(●1-2)での2失点目しかり、この先も「勿体ない失点」が続けば、アジアでも足もとをすくわれかねない。「意識を変えていかないといけない」(内山監督)と、この段階で課題に気づかされたのは救いだろう。
また2失点目の場面のように、セットプレーを簡単に与えてしまったのも看過できない。U-19アジア選手権予選では、高さとフィジカルで分があるオーストラリアが同居するとなればなおさらで、内山監督も「しっかりケアしないといけない」と険しい表情で語った。
14日の静岡ユース戦と同様、日本はこの試合でも序盤からボールポゼッションで上回り、攻勢を仕掛けた。坂井大将(大分)、堂安律(G大阪ユース)の2ボランチにボールを集め、右サイドハーフの三好康児(川崎)、さらには、右SB藤谷壮(神戸U-18)の果敢なオーバーラップを活かしながら攻め込み、8分には早速決定機を作り出す。
三好との連係で右サイドを崩した堂安の低いクロスを岸本武流(C大阪U-18)がシュート。これはミートし切れなかったが、個々の持ち味が凝縮された一連の流れは悪くなく、このまま勢いに乗るかと思われた。
ところが14分、高い位置を取っていた左SBの浦田樹(千葉)の背後を突かれ、そこからのクロスから先制点を献上。キャプテンマークを巻いた坂井が「1、2戦目と同じように、自分たちのミスからだった」と悔やんだように、一瞬の隙を突かれる悪癖をまたも露呈してしまった。
自陣でのボールロストからパスを回されてスペイン戦(△1[6PK5]1)での失点、さらにはDF陣がロングボール処理を誤って喫した静岡ユース戦(●1-2)での2失点目しかり、この先も「勿体ない失点」が続けば、アジアでも足もとをすくわれかねない。「意識を変えていかないといけない」(内山監督)と、この段階で課題に気づかされたのは救いだろう。
また2失点目の場面のように、セットプレーを簡単に与えてしまったのも看過できない。U-19アジア選手権予選では、高さとフィジカルで分があるオーストラリアが同居するとなればなおさらで、内山監督も「しっかりケアしないといけない」と険しい表情で語った。