保有権を持つチェルシーとローマが移籍について合意、それに基づき７月29日にローマ入り、30日にメディカルチェックを終了したエジプト代表モハメド・サラーだが、チーム練習への参加はまだ数日先になりそうだ。
サラーに対してはフィオレンティーナもレンタル延長の契約が有効だと主張してチェルシーと話し合いを進めており、この契約問題を解決しないままローマの練習に参加して法的に問題がないかどうかを検討する必要がある。ローマは大事を取って、その点がクリアになるまで練習参加は見送るという判断を下したようだ。
ローマはもうひとりの補強ターゲット、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ゼコについてもマンチェスター・シティと交渉中。まだ両者の隔たりは大きいが、粘り強く交渉を続けて行く意向だ。
文：ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳：片野道郎
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