小宮良之 新着記事

久保建英の五輪招集は本人の意志にかかわらず、好ましくはない。なぜなら...【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 4月15日、カタールで開幕した「U-23アジアカップ」で、U-23日本代表はパリ五輪出場を懸けて戦う(アジアは上位3チームが出場、残り1チームはアフリカのギニアとプレーオフで枠を争う)。 8大... 続きを読む

今季最大のセンセーション。なぜレバークーゼンは“ビッグネームなし”でも強いのか【コラム】

 今シーズン、欧州で最もセンセーションを巻き起こしているチームは? そう訊かれたら、「レバークーゼン」と迷わずに答えられる。ドイツ、バイエルン・ミュンヘンが帝国を築いてきたブンデスリーガで首位。... 続きを読む

U-23日本代表は主力不在のウクライナに“受け身のサッカー”。攻撃の幅を広げなければ、世界では通用しない【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今年3月、小倉。U-23日本代表はU-23ウクライナ代表を2-0で下している。<してやったり> そんな試合展開だっただろう。相手のパスの出所に対し、どんどんプレスをかける。失敗を誘って、カウン... 続きを読む

「プジョール以上にうまく、ピケ以上の安定感」バルサの17歳クバルシは“史上最強のCB”かもしれない 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 とんでもないセンターバックが誕生したものだ。 FCバルセロナの17歳センターバック、パウ・クバルシは今後、「史上最高」と言われても不思議ではない。両足を自由自在に用い、ビルドアップは特級レベル... 続きを読む

「リーダーは変われる」と証明したシメオネ。ポゼッションを捨てていた指揮官が“別人”のプレーモデル構築に成功しつつある 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ(CL)でインテル・ミラノをPK戦の末に下し、ベスト8に駒を進めている。<リーダーとして大いなる可能性を示した> そ... 続きを読む

バスク人のみの“純血主義”で2部降格は一度もなし。「奇跡のクラブ」A・ビルバオの誇るべき強さ【コラム】

 スペイン国王杯、アスレティック・ビルバオがFCバルセロナ、アトレティコ・マドリーを撃破し、決勝に進出している。「純血主義」 アスレティックは「バスク人のみ」のチーム編成で100年間以上を戦い抜... 続きを読む

シャビ監督、異例の辞任発表。“苦肉の策”が苦境バルサの一致団結を生み出した【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「3年計画でチームを強化したい」 就任当初から、そうした長期的ビジョンを吐く監督は、多くの場合、信頼に値しない。 なぜなら、指揮官とは1試合1試合を生き抜く立場である。3年後は、1試合1試合の集... 続きを読む

2トップを使う極意――インテルを率いるインザーギは珍しい“FW出身の名将”だ【コラム】

 昨年9月、サン・セバスティアン。イタリアの強豪インテル・ミラノが、久保建英を擁するレアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)に襲い掛かるゲームを現地で取材した。 チャンピオンズリーグ(CL)のグループ... 続きを読む

何度ストップしても、失点を糾弾され続ける。GKに隠された“狂気”【コラム】

「LOCO」 スペインで、ゴールキーパーはしばしばそう定義される。「狂気の人、クレイジー」という意味で、捉え方によってはひどい言い方である。「変わり者」くらいに訳した方がいいのか。 しかし大事な... 続きを読む

「欧州で一番、効率が悪い」シャビが嘆いた“決定力不足”はチーム全体の問題。そうなる理由がある【コラム】

「最後の精度」「決定力」「仕留めるところ」 言い回しはたくさんがあるが、それはゴールに迫りながらもネットを揺らせていない状況を表している。 サッカーというスポーツは単純明快で、11人対11人が戦... 続きを読む

“クレイジー”な名将ビエルサ。天才過ぎる故に衝突や批判もあるが...【コラム】

 昨年5月、マルセロ・ビエルサがウルグアイ代表監督に就任している。2026年W杯南米予選は4勝1敗1分けでアルゼンチンに次いで2位。上々のスタートと言えるだろうが…。 ビエルサの本... 続きを読む

イラクにサウジ...“守るだけ”のチームはノックアウトされる運命にあった【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「守りを固める」 アジアカップの戦いは、その意味を濃厚に伝えている。 決勝トーナメント、イラクは終盤でヨルダンを2-1とリードした。日本戦でもゴールを決めたアイメン・フセインのゴールは素晴らしく... 続きを読む

なぜ中国代表は弱いままなのか。行き過ぎたフィジカル重視はタレントを潰す【コラム】

 中国サッカーが弱いままだ。 アジアカップ、中国代表はグループリーグでタジキスタン、レバノン、カタールと戦ったが、結果は2分け1敗。一度も勝てず、3位で早々と大会を去った。小国タジキスタンの後塵... 続きを読む

「美しく負けるか、無様に勝つか」――。バルサの基準ではシャビ監督が強烈な批判を浴びるのは当然だ【コラム】

「美しく負けるか、無様に勝つか」 かつてFCバルセロナを率いてセンセーションを巻き起こしたヨハン・クライフは、そう言ってラ・リーガ3年連続最終節での逆転優勝やクラブ史上初の欧州戴冠ももたらした。... 続きを読む

なんと6組中5組でトップに君臨。アジア杯で躍進する中東勢の“地の利”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「地の利」 中東カタールで開催されているアジアカップは、それを濃厚に感じさせる大会になっている。 グループリーグ第2節が終わった段階で、グループAからFまでの6組で、なんと5組で中東の国がトップ... 続きを読む

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